2019年 通信簿 その4 ジョアン・シミッチ

はじめに

さて今回は今シーズンのグランパスで最優秀選手といっても過言ではないジョアン・シミッチ選手を取り上げたいと思います。

グランパスの歴代の外国人助っ人の中でも屈指の名選手ではないかと思えるほど、今シーズンは活躍してくれました。

これだけの選手を評価するのはおこがましいかもしれないですけど、ここは私のブログの糧となって頂きましょう。

プロフィール

では簡単にプロフィールの紹介を、
ニックネーム:ジョアン
生年月日:1993/5/19(26歳)
出身:ブラジル
身長 / 体重:183/83
星座:おうし座
血液型:-

名門サンパウロFCの下部組織で育ち、18歳でトップチームに昇格。U-20ブラジル代表にも選出されるなど、ブラジルの中でもエリートだったようですね。

その後、ポルトガルのビトーリア・セトゥバルでレンタル移籍し、そこで34試合8ゴールの活躍を見せ、一旦サンパウロFCに戻った後、満を辞してセリアAのアタランタに移籍します。

このセリエAへの移籍でシミッチ選手にとって初めて挫折を味わうことになります。
半月板の損傷というアクシデントの影響もあったそうですが、2年間在籍し1度も出場せずにチームを去ることになっています。

そして再びポルトガルリーグを経て、グランパスに移籍して来ました。

こうやって見ると怪我があったとはいえ、ブラジルのエリートのような道を進んできたシミッチですら、セリエAで出場すらできないんですから、いかにヨーロッパで活躍するのが大変かがよく分かります。

そんな中で日本人選手たちは海外でよく頑張っていますよね。

プレースタイル

シミッチの最大の持ち味はパス能力にありますが、単純に精度が高いだけでなく相手に読まれづらい独特の出し方に特徴があります。

フットボリスタの記事の中ではそれを『捻り』と表現していますが、たしかにプレーを見ているとその表現が的確なような気がします。

またそのフットボリスタの記事ではシミッチをこのように表現しています。

左利きのMFは、精度の高いキックを最大の武器にする。

しかし、主として「中盤の底」という印象は薄い。

ブラジル・ポルトガル時代には積極的な攻め上がりでエリアに入り込んでの得点もあったように、彼はアンカーとしての「6番」というよりも縦の上下動に定評がある「8番」としての適性があるように思われる。

実際、2016年に就任し現在もアタランタを指揮するジャン・ピエロ・ガスペリーニも「オフェンシブなポジションでの起用を検討していた」という報道が多い。 

一方で、「8番」のポジションで使うことの最大のデメリットとして「遅さ」がある。

イタリア時代は「クラシックで静的なプレーを武器にするので、トランジションフットボールには不向き」と評価されており、監督としては悩ましい部分だったに違いない。

footballista Pick Up Player
文 結城康平

このプレースタイルは柴崎岳選手と似ていますね。

柴崎選手の海外での現状を見ていると、現代サッカーにおいては静的でクラシックなタイプのゲームメーカーはもはや必要とはされていないのかもしれません。

一方でそのようなタイプの選手が活躍できてしまうのがJリーグの特徴であり、海外サッカーとの違いなのかもしれません。

今シーズンの総括

ではお待ちかねのシミッチ選手の今シーズンを評価していきたいと思います。

今シーズンは32試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。
ゴールアシスト数はパッとしませんが、その内容は素晴らしいものがあります。

もはや私の中での定番となっているフットボールラボさんのデータを参考にさせてもらうと、

https://www.football-lab.jp/player/1624648/

やはりパス関連の数値が非常に高くなっている一方で、ドリブル関連の数値が低く、静的なスタイルであることがよく分かりますね。

またボール奪取値も高く、攻守両面で活躍していたことを表しています。

更にリーグ全体で見てもCBPが攻撃、パス部門で堂々の第1位!奪取でも3位という立派な数値を残しています。
2位とのポイントの差を見てもかなり差を付けています。

これはもはやシミッチ選手がベストイレブンではないのがおかしいのではないかと思えるほどです。

実際にベストイレブンとなったイニエスタの数値もついでに見てみましょう。

ドリブルの項目でこそイニエスタが優っていますが、攻撃、パス能力、奪取能力ではシミッチが上回っています。

もちろんイニエスタには数値には現れてこない貢献があるのは分かりますが、それでもこれだけ良い数値が出ているシミッチも充分にベストイレブンに値するのではないかと思います。

あるいはシミッチよりもイニエスタが優れているドリブルの項目が動の証であり、世界で活躍するためのヒントが隠れていると考えるのも面白いかもしれません。

今後の選手を評価する際に気にしておきたいと思います。

評価

以上を踏まえて、今シーズンの点数は…

90点!!

正直100点にしてしまっても良いと思ったのですが、そこは来年への伸びしろを多少は残しておかなくてはと思いますし、唯一イニエスタに負けているドリブル項目の数値も勝ってほしいという願いを込めました。

またゴールアシスト数を伸ばすと誰が見ても納得の評価がされるのではないかと思いますので。

ただ、今年の活躍にそれだけプラスされるともはやベストイレブンどころかMVPだと思いますけどね…
でもMVPを狙える選手だと思いますので、この点数にさせてもらいました。

最後に

以上でシミッチ選手の今シーズンの通信簿とさせて頂きたいと思います。

今シーズンは申し分ない活躍をしてくれましたし、それにより他クラブから引き抜きの話は出てきてしまう可能性は高いです。

これだけの選手はなかなか探してくるのも大変ですので、何とか流出は防いで来シーズンも豊田スタジアムで『捻り』のあるプレーを見せて下さい!


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